テーマ
はじめに
otenki は、引数を地名か座標にするだけで天気予報を返すコマンドラインツールです。ソースから実行する場合はビルド不要で、bun run start がそのまま動きます。npm に入っているのは tsdown で 1 ファイルに畳んだバンドルで、起動は 1 モジュールの読み込みだけです。
必要なもの
- Bun 1.4 以上(ソースから、または npm から実行する場合)
- Linux / macOS。Bun が動く環境ならどの OS でも動きます
Nix を使う場合は Bun を用意する必要はありません。依存は flake が解決します。
インストール
npm から
リポジトリは要りません。Bun があれば、その場で実行できます。
sh
bunx otenki-cli today 函館常用するならグローバルに入れて、otenki という名前で呼びます。
sh
npm install -g otenki-cliNix
チェックアウトした状態で、そのまま実行できます。
sh
nix run . -- today 函館恒久的に入れるならプロファイルへ。
sh
nix profile install .ソースから
Bun ワークスペースなので、依存のインストールは 1 コマンドです。
sh
bun installリポジトリ内で動かすだけなら、これで十分です。
sh
bun run start -- today 函館otenki という名前で呼びたい場合は、リンクを張ります。リンク先の bin は tsdown の成果物なので、先にビルドします。
sh
bun run build
(cd apps/otenki && bun link)最初の一回
console
$ bunx otenki-cli today 函館
函館市 北海道
☀️ 快晴 13.8℃ 体感 12.1℃
風 9.1 km/h · 湿度 72% · 降水 0.0 mm · 2026-10-04 22:45地名で足りるなら、座標への変換は自動で走ります。
console
$ bunx otenki-cli today 横浜市 神奈川
横浜市 神奈川県
🌤️ 晴れ時々くもり 24.1℃ 体感 25.3℃コマンドの一覧
よく使うのは次のとおりです。
| コマンド | 内容 |
|---|---|
today | 現在の天気 |
tomorrow | 明日の予報 |
weekly | 7 日間の予報 |
fortnight | 14 日間の予報 |
3h 6h 12h 24h | 直近 24 時間の時間別予報(その間隔で間引き) |
locate | 地名を座標に解決する |
cache | 地名キャッシュの操作 |
オプションまで含めた全仕様は コマンド一覧 を参照してください。
シェルに入れておく
毎朝の定石化に使うなら、エイリアスで足ります。
sh
# ~/.bashrc や fish の設定
alias tenki='bunx otenki-cli today'
alias tenki_w='bunx otenki-cli weekly'地点を固定したい場合は、座標を環境変数に持ちます。
sh
export HOME_TOKYO="35.6895 139.6917"sh
bunx otenki-cli today $HOME_TOKYO設定ファイル
地点とコマンドを固定するなら、設定ファイルが最短です。
sh
mkdir -p ~/.config/otenki
cat > ~/.config/otenki/config.json <<'EOF'
{
"location": "函館",
"command": "today"
}
EOFこれで otenki だけで今日の天気が出ます。地点の引数もコマンド名も不要になります。
console
$ otenki
函館市 北海道
☀️ 快晴 13.8℃ 体感 12.1℃
風 9.1 km/h · 湿度 72% · 降水 0.0 mm · 2026-10-04 22:45単位(°F・mph)や予報日数もここで決められます。全キーと優先順位は 設定ファイル を参照してください。
次に読む
- 地名の指定で迷ったら → 地名の指定
- スクリプトに組み込むなら → スクリプトから使う
- 地点や単位を固定したいなら → 設定ファイル
- エラーが出たときは → トラブルシューティング